風俗体験の失敗談は盛り上がる

男性であるならば誰でも思いあたる節があるはずなのですが、風俗の体験談を男友達に語るとき、盛り上がるのは何か失敗があったときのほうです。
 たとえば、私が男友達に風俗の体験談として物凄く良いサービスをしてくれた風俗嬢の話しをしたとしても、友達としては「へえ、そうなんだ。良かったねえ」とは言ってくれますが、内心そんなにおもしろがってはくれないと思います。事実、その話を聞いたとしても決しておもしろくないからです。
 しかし、それとは反対に写真とは似ても似つかないおばさんが風俗嬢だったとか、デブ専の風俗じゃないのに力士みたいな風俗嬢が出てきたとか、美人過ぎて緊張してしまい下半身が役立たずになってしまったとか、そうした風俗の失敗談を話したほうが、聞いていてもどんどん話を先に進めたうなりますし、結果的に盛り上がることが多いです。
 「人の不幸は密の味」という言葉がありますがそれはまさにその通りで、成功した体験談よりも失敗した体験談のほうが人は興味があるのかもしれません。
 ただ、風俗の体験談は失敗しても深刻な話にはあまりならず、笑い飛ばせるのが良いところです。そうして笑い飛ばせるのをわかっているからこそ、盛り上がれるのだと私は思います。

先日、職場の飲み会でいつもとても物静かな男性の先輩が、私のそばにきて風俗へ行った話を始めたのでとてもビックリしました。先輩は仕事のときにしている表情とあまり変わらず、声のトーンもそのままに話し始めたのです。
 私はあまりにビックリしてしまったため、頭の中が混乱してしまいました。すると、別の先輩が私の所へやってきて「ビックリしただろ。こいつ風俗通いが趣味なんだよ」と私に言ってきました。
 私としてはそれを聞いてやっと事情を理解し、先輩の風俗話にしっかりと耳を傾けていました。それを聞いていると、先輩は職場からそんなに遠くない場所にあるソープランドが大好きで、ストレスが溜まったときはそのソープランドに行ってから帰宅しているということでした。
 私はいつもあまり言葉を発せず無言でキーボードを叩いている先輩が風俗に行っている姿がなかなか想像できず、心を落ち着かせた後もまだ戸惑っていたのですが、自分からそうして風俗話を語っている時点でかなりイメージが変わり、前よりも男性として親しみやすくなりました。
 よくよく考えてみれば、おとなしい男性だろうとそうでない男性だろうと性欲はありますから、風俗を利用していてもおかしくありません。ですので、今度その先輩と一緒にソープランドへ行ってみたいと思っています。

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